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スタッフ日記

2023-10-31

蓮沼社長の建築まめちしき講座 Vol.1


早いもので今日で10月が終わり明日から11月🍂
今年も残すところあと2か月です😂早い早い・・・

さて、今回初めての「蓮沼社長の建築まめちしき講座」👨‍🎓📌
日常の中でよく目にするものの、なんていう名称?といったものや
知っているときっと役に立つ、ちょっとした豆知識をご紹介するコーナー💡


第一回目の今回は「エキスパンションジョイント

エキスパンションジョイント・・・?あまり聞きなれない言葉ですよね。
では、学校や病院、大きなビルなどでこんな箇所を見たことはありませんか?




この部分こそ、エキスパンションジョイントと呼びます。
これは、建物の接合部分にクリアランス(隙間)を作り、建物が破損しないようにしているのです。

規模が大きな構造物は、複数の躯体に分けて建設されることがほとんどです。
地震時などにお互いの建物が異なる方向に揺れたりするため、その歪みを吸収する役割を持っています。

その隙間を隠す(塞ぐ)ものを「エキスパンションジョイントカバー」と呼びます。
外壁を縦に走る金属板の帯や、内部廊下の床・壁・天井の4辺をぐるりと輪切りにするような金属板の帯――。
ほとんどの場合、それらをエキスパンションジョイントと呼びます。 
材質は主に、アルミ・ステンレスです。 


もう一つ。よくわかるのが橋のエキスパンションジョイントだと思います。
橋の上を車で走行中「バタンバタン」と音がするところがあります。
ここの部分もエキスパンションジョイントです。






↑ こちらは新潟市中央区の柳都大橋


橋の場合は、鉄やアスファルト、コンクリートで構成されてるものが多く、
これらの伸び縮みを吸収するためにも使われています。
夏は伸びるためクリアランス(隙間)が少なくなり、冬は縮むためクリアランス(隙間)が多くなります。 
 

普段何気なく目にしているものにも名称があり、
私たちが生活をしていく上で大切な役割を果たしていることがわかります。

ぜひ、橋の上や建物の中に注目してみてください。